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卒業生の声

お寺の経験から葬祭ディレクターへ-新たな道へ進む決意 葬祭ディレクター学科 2022年入学 2024年卒業

高校卒業後に一度就職したのですが、ずっと続ける仕事ではない気がしていました。転職を考えていたとき、頭に浮かんだのが葬祭ディレクター。実家がお寺なので葬儀に同行した経験があるのですが、そのときご遺族のために仕事をする葬祭ディレクターの方がすごくかっこよかったのを思い出しました。入学後に方向転換し、湯灌・納棺士として就職することが決まっています。

「同じ施行はひとつとしてない」という先生の言葉

大阪ホスピタリティ・アカデミーのいいところを教えてください。

2つあります。ひとつは、興味のあることを専門的に学べること。もうひとつは、学生同士のコミュニケーションが活発なことです。学科内で仲良くなれるのはもちろん、オープンキャンパスなどのイベントで活動する学生スタッフに参加すると、他学科の学生や先輩とも交流するので友達がたくさんできます。

 

とくに興味深かった授業を教えてください。

納棺の授業です。学生同士でご遺体の役をやり、納棺前の着付けや綿花での飾り付けなどを学びました。先生が現役で葬祭のお仕事をされているので、授業のたびに現場でのお話を聞かせてくださるのが興味深いです。ご遺族によってご対応を変える必要があり、同じ施行はひとつとしてないということを知りました。

 

インターンシップがきっかけで内定へ

就職活動で大変だったことはありますか?

授業でも手厚く就活のサポートをしてもらえたので、困ることはありませんでした。インターンシップ先にそのまま就職が決まったため、いわゆる就職活動はしなかったのですが、自己分析はやってよかったと思っています。先生に手助けしていただきながら、自分の長所・短所を見つめ直すことができました。

 

インターンシップから内定までの流れを教えてください。

もともと葬祭ディレクターに憧れて入学しましたが、授業で知った湯灌・納棺の仕事に興味を持つようになりました。先生に相談してインターンシップに参加したところ、現場では想像以上にご遺族・故人様を第一に思いみなさん仕事をされていて、サービス業の究極形だと思いました。ご遺族様がおっしゃる「ありがとう」の重みを肌で感じました。

その企業から教えに来てくださっている先生が学内にいらっしゃったので、インターンシップ後に「ぜひ就職したい」と直談判したところ、とんとん拍子で内定をいただけたという流れです。

 

 

最後の時間に満足していただくために

今後の目標を教えてください。

湯灌・納棺は、ご遺族が個人様と最後に過ごせる大切な時間。湯灌は行われないこともあるのですが、「やってもらってよかった」とおっしゃるご遺族がたくさんいらっしゃいます。これからは湯灌・納棺士として故人様の尊厳を大切に守りながら、ご遺族に満足していただける仕事をしたいと考えています。

 

最後に、入学を考えている人に向けてメッセージをお願いします!

進学しなくても葬祭業界に就職することはできますが、私は入学しなければ湯灌・納棺の仕事に出会うことはありませんでした。また現場に出る前に専門知識を身につけ、インターンシップにも行って心の準備をしておいたほうが、就職後に挫折することが少ないのではないかと思います。入学して損はないので、悩んでいるならまずはオープンキャンパスに参加してみてください!

 

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