湯灌師とはどんな仕事?なり方や向いている人まで徹底解説

湯灌師とはどんな仕事?なり方や向いている人まで徹底解説

葬祭業界

湯灌師の仕事とは?

故人の安らかな旅立ちを、湯で清めてお見送りする

湯灌師は、葬儀前にご遺体をお湯で洗い清める「湯灌(ゆかん)」の儀式を専門に行う職業です。湯灌は江戸時代から続く伝統的な儀式で、故人の安らかな旅立ちを願う深い意味を持ちます。専用の浴槽を使った洗髪・洗体のほか、死化粧や着替え、納棺まで一連の儀式を担います。

湯灌師と納棺師は呼び名は異なりますが、担当する業務内容はほぼ同一で、多くの会社では同じ職種として扱われています。近年は遺族がご遺体の変化を心配するケースも増えており、適切な処置を施すことのできる湯灌師の専門性はますます重視されています。


湯灌師になるには?

湯灌師になるために必須の資格や学歴はなく、湯灌・納棺を専門に行う会社や葬儀会社に就職して研修と実務を通じて技術を身につけることが一般的なルートです。

多くの会社で未経験歓迎の求人が出ており、2〜3ヶ月の研修でデビューできる体制を整えているところも多いです。

専門学校の中には葬祭系の学科を有している学校もあり、湯灌の手順、ご遺体の衛生管理、死化粧、着付けから葬儀の場での接遇マナーを実習形式で学ぶことができます。在学中にこれらの基礎を固めておくことで、就職後すぐに現場で即戦力として働けます。宗派や地域の慣習によって湯灌の有無や作法が異なるため、幅広い知識を持つ人材は特に重宝されます。


湯灌師の年収はどのくらい?

湯灌師の年収は、複数の求人サイトや業界情報をもとにした目安では300〜400万円程度が一般的で、納棺師と近い水準になる傾向にあります(納棺師の平均年収は約396万円/職業情報提供サイトjob tagより)。

担当した件数に応じた手当が加算される場合も多く、担当を増やすことで収入アップが見込めます。

葬儀会社の湯灌部門に所属する場合は葬祭業務全般を担当することになり、やや高い水準が期待できます。

(上記の給料は、複数の企業の求人サイトや業界情報サイトの掲載データを参考にした目安です。勤務先や経験・スキルによって異なります)


湯灌師に向いているのはどんな人?

ご遺体に向き合える精神的な強さと、故人とご遺族への深い敬意を自然に持てる人に向いています。湯灌の手順や宗派ごとの作法は細かく異なるため、継続的に学ぶ向上心も欠かせません。清潔さへの意識が高く、手先の繊細な作業を丁寧にこなせる人、そして「見えないところで故人を支える仕事」に誇りを持てる人が、湯灌師として長く活躍できます。


湯灌師に必要な資格は

湯灌師として働くにあたり、「この資格がなければいけない」という必須の資格はありません。ただ、以下の資格が技術・知識の証明になるため、取得を視野に入れておくといいでしょう。※個人の自宅に伺うため運転免許が求められることもあります。

  • 納棺士認定試験(一般財団法人日本納棺士技能協会・JNO認定)
  • 葬祭ディレクター技能審査(厚生労働省認定・1級・2級)
  • グリーフケア・アドバイザー
  • 着付け技能検定
  • 普通自動車免許

これらを独学で取得するのは大変ですが、大阪ホスピタリティ・アカデミーならカリキュラムの中に資格対策が組み込まれているものもあるため、在学中に効率よく取得を目指せます。

 


湯灌師になるにはこの学科!

大阪ホスピタリティ・アカデミー 葬祭ディレクター学科

西日本唯一の厚生労働省認定校である大阪ホスピタリティ・アカデミー。

葬儀の概論や、遺族心理学、納棺・湯灌に関する実習などをしっかり学んでいきます。ご遺体の扱いに関する専門知識と、ご遺族への適切な対応力を在学中に身につけることで、就職後すぐに現場で通用する力を養います。葬儀会社・納棺専門会社への就職サポートも充実しています。

通訳に関連する仕事

  • 葬祭ディレクター

  • 動物葬祭デジレクター
  • フローリスト
  • 納棺師
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