駅員になるには。年収や仕事内容について解説。

駅員になるには。年収や仕事内容について解説。

鉄道業界

駅員の仕事とは?

駅での安全と快適さを支える「駅の安全管理者」

駅員は、改札業務、切符販売、案内業務、構内の安全確認など、駅の運営に関わる様々な業務を担当します。
特に重要なのは安全確保の業務です。ホームでの旅客の安全確認、列車の発車合図、緊急時の対応など、人命に関わる重要な責任があります。また、お客様への乗り換え案内や介助、遺失物の管理なども日常的な業務です。駅員は電車に乗ることはありませんが、鉄道駅での安全と快適さを支える「駅の安全管理者」として重要な仕事です。


駅員の年収はどのくらい?

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、全国平均は491.1万円ですが、関東圏に次いで乗客数の多い梅田駅や新幹線の停車駅である新大阪駅を有する大阪府の場合は539.9万円と若干高い年収となっています。


駅員になるには?

鉄道会社によっては高卒採用を設置している会社もありますが、専門学校卒業以上でないと応募できない会社もあるので、就職したい会社が決まっている場合は注意が必要です。
鉄道系の学科がある専門学校の場合、鉄道業界との強いパイプが築かれていることが多く、業界就職に特化した就職対策カリキュラムなどが設置されていたり、学校推薦での就職も用意されているケースもあるため、駅員を目指す人におすすめです。
もちろん就職対策だけでなく、鉄道の安全管理、運行システム、接客技術、関連法規など、現場で必要となる実践的な知識や実際の駅務機器を使用した実習、模擬駅舎での接客トレーニングなど、実践的な演習を通じて即戦力となるスキルを身につけるので、就職後にスムーズに仕事になじむことができるでしょう。

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駅員になるために資格は必要?

英語など語学系資格を持っていれば強みになる!

駅員をはじめ、鉄道会社に就職する際持っていなければいけない資格はありません。
最近では訪日外国人旅行者が増加しており、駅などで乗り換えを尋ねる外国人旅行客も増加しています。自動翻訳などDX推進が進んでいる鉄道会社もありますが、多くの場合は駅員が対応するため、英語や中国語などが話せる人は採用時のアピールポイントとなるでしょう。以下のような語学系やサービス系の資格・検定の取得がおすすめです。

  • 英検(実用英語技能検定)
  • TOEIC®
  • 国内旅行取扱責任者資格
  • サービス介助士資格

駅員の将来性は?

自動改札機やICカードの普及で駅業務の一部は自動化が進んでいます。しかし、安全管理、緊急時対応、高齢者や障がい者へのサポートなど、人による判断と対応が必要な業務は増加傾向です。また、訪日外国人の増加により、多言語での案内対応の需要も高まっており、そういった理由から駅員の重要性は今後も変わらずニーズがあるといえます。車掌に向いているのはどんな人?


駅員に向いているのはどんな人?

お客様が快適で安全に鉄道を利用できるよう、駅員は気配りや冷静な判断ができることが求められます。
またサービス業ですので、人と接するのが好きな人にもおすすめの仕事といえます。


駅員になるにはこの学科!

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大阪ホスピタリティ・アカデミー 鉄道サービス学科

現役・元鉄道職員が直接指導するので、鉄道業界に関する知識はもちろん、接客技術や就職対策もしっかりと学ぶことができる鉄道サービス学科。関西で1番歴史ある鉄道関連学科なので、関西のJR・私鉄はもちろん日本全国の鉄道会社への就職も夢じゃない!


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